むち打ち後は症状固定と呼ばれる現象が起こりがちです。
これは、症状が概ね改善しているものの、完治せずに一部の症状が残っている状況です。
症状固定の状況では、日常生活に大きな影響は与えないものの、違和感や不快感が長く続きます。
それでも、半年から1年程度でこうした症状も完治に向かっていくのが一般的です。
むち打ちによる後遺障害が残った時は、後遺障害等級認定の申請を行ってください。
後遺障害等級は、1～14級に細分化されており、最も重症なのは1です。
後遺障害だと認定されると、慰謝料や遺失利益の請求が可能になります。
むち打ちによる後遺障害で長期間にわたって働けなくなった場合に、収入を補填するメリットが期待できます。
ただし、むち打ちで後遺障害の認定を勝ち取るのは思いのほか難しいため、知見のある専門家を通して申請してください。
当院では国民健康保険など各種保険の使用が可能です。
