スポーツによるケガ

スポーツによるケガ

スポーツ障害、スポーツ外傷について

スポーツ障害とは、運動によって起こる身体の故障のことをいいます。
運動により身体に無理な負担がかかると、打撲や捻挫・筋の炎症・骨折などのケガが発生し、場合によっては後遺症などの障害が残ってしまうケースがあります。
スポーツ障害には、捻挫や肉離れ、脱臼など一度に強い外力が加わることによって生じる”外傷”と、野球肘や野球肩、ランナー膝など特定の部位に繰り返し外力が加わることで生じる”障害”の2種類があります。
スポーツ障害の改善には早めの来院が肝心です。まずは当院までお気軽にお問い合わせください。

主な症状

野球肘

野球肘

野球肘とは、成長期にボールを投げすぎることで生じる肘の障害のことをいいます。
症状としては、「投球時や投球後に肘に痛みを感じる」「肘の伸びや曲がりが悪くなる」「肩を上げたときにズキズキとした痛みを感じる」などがあります。
場合によっては、急に動かせなくなるといったケースもあります。投球によって腱とその周りの組織との間で何度も衝突や摩擦(インピンジメント)が繰り返され、腱が炎症や変性を起こしてしまう障害です。

腱板損傷

腱板損傷

腱板損傷が生じるのは40歳以上の方(男性62%、女性38%)が多く、主に右肩で発生します。
症状としては、運動障害・運動痛・夜間痛のほかに、「肩を上げるときに力が入らない」「肩を上げるときにジョリジョリと軋轢音がする」などが見られます。
また腱板損傷には、ラグビーや格闘技、交通事故などが原因となる”腱板完全断裂”と、軽度である”腱板不全断裂”の2種類があります。
腱板不全断裂ではレントゲンに写らないので、レントゲン画像を重要視するお医者さんの場合、見逃されることが多々あります。

シンスプリント

シンスプリント

シンスプリントは、運動時や運動後に下腿の内側にある脛骨の下方に慢性的な痛みが起こる症状のことをいい、脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。
走ることが多いスポーツをしている方によく見られ、骨折したときのような激しい痛みではなく、鈍くて重苦しい鈍痛であることが特徴です。
痛みを我慢したままだと、走れなくなってしまう場合や長期間の運動中止を余儀なくされる場合もあります。また発症から時間が経ってしまうと治りが非常に悪くなるので、早めの施術をおすすめします。

膝靭帯損傷

膝靭帯損傷

膝靭帯損傷とは、スポーツや交通事故の際に大きな力が膝に加わることで、その外力の方向に応じて種々の膝靭帯が損傷することをいいます。
膝靭帯には、内側側副靭帯や外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯の4種類があり、膝を安定させるとともに動きを制御する働きを持ち合わせています。
薄くて硬い丈夫なゴムのようなものですが、筋肉のような伸縮性はありません。膝靭帯損傷では痛みの原因や箇所、度合いはさまざまなので、しっかりと症状を調べて適切な施術を行っていくことが求められます。

施術について

受傷後の早期時期では安静期間が必要な場合がありますが、安静にするだけでは十分な施術となりません。この期間における受傷部位以外の筋力低下をできるだけ防ぐことにより、早期復帰が期待できます。
ゆめと接骨院では、安静期間から全身状態を徹底的に調べ、早期復帰に向けた筋力・体力づくりを全面的にサポートいたします。
また運動前後のセルフケア法や栄養に関することなど、再発予防となるような身体管理についてもアドバイスいたします。スポーツ障害に関するご相談は、ゆめと接骨院までお気軽にお問い合わせください。