
運動をしている人であれば、一度は捻挫や骨折、靭帯の損傷などの怪我を経験していることでしょう。プロ選手を目指している人であれば、今まさに怪我を負っている最中である方も珍しいことではありません。これらの怪我を「スポーツ外傷」と呼びます。治療をするために整骨院に通いましょう。
しかし、中にはスポーツ外傷になっているにも関わらずそのまま放置してしまう方もいます。休んでいれば治るものと考えている方は多いようですが、それを素人で判断することは危険です。
スポーツ外傷の種類
スポーツ外傷がどのようなものなのかを知るために、まずはスポーツ外傷の種類を解説していきましょう。
足首の捻挫
捻挫とは骨と骨とをつなぐ関節周辺の損傷です。特に運動する方に多いのは足首の捻挫です。バレーボールやソフトボールなどで突き指をする症状も捻挫の一種であるといわれています。捻挫は湿布を貼ってそのまま放置していれば、次第に痛みが引き元の状態に戻ることもありますが、損傷部位をかばって運動を続けますと、それをかばおうとして他の筋肉に過度な負担をかけてしまいます。治癒するまでは負担のかからないよう、動きを制限するようにしましょう。
肉離れ
急なダッシュやジャンプをして起きることが多いのが、肉離れです。この肉離れは筋肉が部分断裂するか完全断裂しますので、元に戻るのに数ヶ月の期間を要します。また肉離れを起こしてしまった選手の中には、元のパフォーマンスができない方もいます。治療時には松葉杖で対応するなど安静にしておく必要があるスポーツ外傷です。
打撲
痛めた部位の皮下組織が内出血を起こし、腫れや熱感がある症状です。打撲と骨折どちらになったかは最初見分けがつかないこともあります。打撲は軽いものであれば1~2週間程度で治癒することが可能です。また選手によってはテーピングし、痛み止めを飲むことで打撲をしたまま試合に出場するケースも珍しいことではありません。
骨折
骨折はその名の通り、骨が折れている状態です。打撲であれば軽い症状でも運動をすることができますが、骨折の場合は治癒するまで動きが制限されてしまいます。ラグビーやサッカーなどでは、試合中に骨折してしまうことも珍しいことではありません。完全回復するまで数ヶ月かかりますので、少しでも早く治癒させたいのであれば、病院と整骨院に通うことをおすすめします。
スポーツ障害との違い
スポーツ外傷と同時に語られるものとして、スポーツ障害というものがあります。スポーツ外傷は適切な処置を行えば一定期間で治癒するものですが、スポーツ障害は治癒することがなく、治療をしても症状を緩和させるか、治癒までに相当の時間が必要になってしまうこともあります。
主な症状として、テニス肘、アキレス腱炎といったものが挙げられます。これらの症状は痛みが軽いうちに適切な対処をしていれば、症状をなくすことができる可能性がありますので、痛みが出たところで早めに専門化の診察を受けましょう。我慢すれば問題ない程度の痛みであっても、放置をした結果スポーツ障害に発展し最悪の場合は選手生命を絶たれることもあります。
整骨院に通う必要性
医療機関の処置で骨折や肉離れなどの症状を治すことはできますが、スポーツ外傷の場合それに加えて整骨院に通うことをおすすめします。なぜ、整骨院に通わなければならないかといいますと、怪我をしている期間、別の筋肉に負担をかけ、結果として体のバランスがおかしくなってしまうことがあるからです。
損傷部位が治癒していたとしても、かばって不自然な動きをした結果、別の筋肉に負担をかけ、元のパフォーマンスが発揮できないということもあるのです。スポーツを本気でやっている方にとって、怪我後のパフォーマンスは選手生命に大きく影響しますので、怪我後自分の本来のパフォーマンスを発揮させるためにも、整骨院に通う必要があると認識しておきましょう。
整骨院のみつけかた
スポーツ外傷を治療するための整骨院選びも慎重になる必要があります。どの整骨院でも良いということではありません。通うのであれば、スポーツトレーナーの経験者がいる整骨院か、有名アスリートの怪我を治療した整骨院に通うようにしましょう。
スポーツに強い整骨院に通うと、適切なリハビリをアドバイスしてもらえるだけでなく、そのスポーツで選手が痛めがちな部位を診断してもらえますので、スポーツに詳しい整骨院に通うことをおすすめします。
まとめ
スポーツ外傷といってもさまざまな症状があります。スポーツをしている方の中で体に違和感があるのであれば、スポーツ外傷が得意な整骨院に通うことをおすすめします。
「ゆめと整骨院」ではスポーツ外傷の治療も対応することが可能です。経験豊富なスタッフが適切な処置をいたします。ぜひ一度当院に足を運んでください。ご来院をお待ちしております。

