肉離れの症状
肉離れとは、伸びていた筋肉が急激に収縮することで、それに対応しきれなかった筋肉が断裂してしまうことをさします。また、収縮していた筋肉がいきなり伸びる時にも起こります。肉離れを起こすと強い痛みがあり、一時的に歩行が困難になる場合もあります。通常は部分的に切れることが多いのですが、完全に筋肉が切れてしまうこともあり、その場合は手術を受けなければいけません。
肉離れの原因
急激な動き
ジャンプからの着地や寒い環境の中でいきなり動いたりすると筋肉がそれに対応できず肉離れを起こしてしまいます。”急に”というのがポイントで、ゆっくりな動作で同じことをしたら問題ない場合がほとんどです。特にあまり使わない部分の筋肉に負担をかけると、肉離れを起こします。
筋肉の柔軟性が低い
筋肉の柔軟性が低くなると、肉離れを起こしやすくなります。柔軟性は日々のストレッチや体操で高めることができるので、時間をかければ改善できます。年齢を重ねてくるとどうしても筋肉が硬くなってきやすいので、注意が必要です。また、日頃から運動をしている方は適度に筋肉が動かされているので柔軟性が保たれやすい傾向にあります。特に普段から運動不足を自覚している方は十分に気を付けてスポーツをしてくださいね。